【テックアカデミー・Unityコース】体験記

プログラミングスクール『テックアカデミー』のUnityコースを受講した体験談や、学習内容の紹介をしたいと思います。

課題の評価に関して【テックアカデミー・Unityコース体験記 ⑬】_TECHACADEMY Unity

※注意:

私がこのコースを受講したのは2019年4月頃です。

執筆しているのは2021年6月ですが、コースの内容は当時とは内容が変わっている可能性があるので注意してください。

 

この記事をご覧いただきありがとうございます。

カバかもんです。

シナリオライターをやっています。まだ一年目のペーペーです。

 

このシリーズでは私がプログラミングスクール『テックアカデミー・Unityコース』を受講した感想をお伝えしたいと思っています。

あくまでも私が見聞きした範囲の話になるので、フワッと参考になさるぐらいに留める方がいいかもしれません。

どうぞよろしくお願いします。

 


 

今回は『オリジナルゲーム制作』の課題にて私が制作したゲームに対するテックアカデミー側からの評価、そしてその後の展開等についてお話いたします。

 

評価するのはメンターではない

受講者が主に相談したり指導を受けるのはテックアカデミー側が用意したメンターですが、提出された課題の評価をするのは別の講師、またはスタッフとなっています。

ですからメンターが「これ、いいんじゃない」と言ってくれても、全然異なる評価を下される可能性もあります。

テックアカデミーはよくメンターを募集していることから、恐らくメンターはテックアカデミーの社員ではなく個別契約しているエンジニアであり、だから制作物の評価をメンターに任されていないのではないかと私は思っています。

 

完成しただけ『中の上』

以前にも書いた通り、そもそも『オリジナルゲーム制作』を完遂させるだけで大したものであり、聞いた話によると受講者の2/3 は脱落するそうです。

ですから課題をこなすだけで上位の部類に入ると伺いました。

 

技術は申し分ないが……

私の提出した『Smile Me Baby』は狙いどころが良い、テックアカデミーで学んだ以上の技術を盛り込んでいると評価をいただけました。その一方、ゲームデザインに関して、制限時間を示すゲージとゲーム進行に不利になるパラメータのゲージ、二つのゲージが画面上に配置されていて「この2つのゲージが分かりにくい。混乱する」という苦言もいただきました。

私は、「別にいいだろうそれぐらい」と思いましたが、後にあるクソゲー解説動画で目にした『Back to the Future』が、私のゲームと同じ問題を抱えていたので、「あっ、そりゃあクソゲーって言われても仕方がないわw」と納得させられてしまいました。

 

youtu.be

 

コンテスト

テックアカデミーでは『オリジナルゲーム制作』で提出された作品のコンペを行っており、賞を取れば就職、転職の箔がつくといわれています。

そこで私もコンテストに参加したのですが、結果は箸にも棒にも掛からず……

聞くと、『テックアカデミーを受講した人なら誰でも参加できる』ということなので、受講を終えてから参加する人もいるらしく、講中に賞を取ることは非常に難しいという事に言及しておきます。

  

井の中の蛙大海を知らず

ところで私はメンターに、「テックアカデミーで学んだ以上の技術を詰め込んだが、ゲーム会社でプログラマーとして採用される見込みはあるか」と尋ねたら一言、「厳しい」「あと半年か一年頑張って、もう一、二本ゲームを作らないと」と言われました。

年齢や学歴、職歴等、私の経歴が芳しくないのもあったかもしれませんが、一つ言い切れるのは、『オリジナルゲーム制作で作ったゲーム一つでは実績として足りない』ということです。

それだけでゲーム業界等に採用されると思っていいほど甘くはなく、受講を終えてもなお研鑽を続ける必要があるとのことでした。

そりゃ、競争相手が新卒の専門学校生や大学生が主なのだらか、当然っちゃ当然……

受講を終えて、『このコースを学んだからUnityを使うゲームの仕事に就けるなんて甘い夢』という現実を突きつけらることになったのでした。

 


 

次回は『テックアカデミーの転職サポート』についてお話ししたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。