受講を終えた後【テックアカデミー・Unityコース体験記 ⑮】_TECHACADEMY Unity
※注意:
私がこのコースを受講したのは2019年4月頃です。
執筆しているのは2021年6月ですが、コースの内容は当時とは内容が変わっている可能性があるので注意してください。
この記事をご覧いただきありがとうございます。
カバかもんです。
シナリオライターをやっています。まだ一年目のペーペーです。
このシリーズでは私がプログラミングスクール『テックアカデミー・Unityコース』を受講した感想をお伝えしたいと思っています。
あくまでも私が見聞きした範囲の話になるので、フワッと参考になさるぐらいに留める方がいいかもしれません。
どうぞよろしくお願いします。
今回は『テックアカデミーの受講を終えて』についてお話しさせていただこうと思います。
あっさりしたもん
テックアカデミーでは自分のペースに合わせて受講期間を設けられるのですが、私は無理のない12週間コースを選択しました。それでも最終課題に期間終了ギリギリまでかかってしまいました。
ちなみに選択できる受講期間の最短は4週間となり、受講期間が短くなるほど受講料金が割引される仕組みとなっています。しかしながら一日中勉強できるほど時間に余裕があったとしても多少余裕をもって受講期間を設定されるのをお勧めします。
受講を終えても特別な催しなどはありません。たしか証書をいただけるわけでもなかったです。メンターと最後の面談をして終了となります。
私はメンターさんには非常にお世話になったので、これで最後になるのかと思うと感慨深いものもありましたが、それ以外特に感傷は起こりませんでした。
商売熱心
むしろテキスト教材の一番最後に書かれているのが『お友達紹介キャンペーンについて』でしたし、その後もメールか何かで『Unityコースの次はこのコースがおすすめ!』とか『メンターに引き続きサポートを受けたい人はこれに申し込んで!』みたいな連絡が届いたので、テックアカデミーのあまりの商売熱心さに呆れを通り越して笑えてくるほどでした。
テックアカデミーからのアフターフォローに関しては自ら転職サービスを利用したり、別のサービスを申し込まない限りは特に何もありません。
メンターさんからの進言
メンターさんとの最後の面談の際、私はこの機会を逃すまいと、割と突っ込んだ質問をさせていただきました。
まずは私の内情、なぜUnityを学ぼうと思ったかを以下の通り説明しました。
- 私はシナリオライターになりたい。
- 既にシナリオ専門校で勉強している。
- ゲームシナリオに憧れがある。
- ゲームシナリオ職、プランナー職の求人要項に、『ゲーム会社での就業経験』と記載されているのを多く見かけた。
- どんな仕事でもいいからゲーム会社に入る足掛かりが欲しかった。
- そのためにUnityを学んだ。
- 私は既に30歳を過ぎている。
- 学歴は中卒、高認試験は合格。
- 実績もなく毛色が悪すぎて正社員採用を望めそうにない。
そして今後、派遣社員やアルバイト等の非正規雇用で経験を積み、ステップアップしていけばいずれ正社員、もしくはシナリオライターに転向することは可能かと尋ねました。
するとメンターさんは以下のようにアドバイスしてくれました。
- まず、テックアカデミーだけの実績ではとても採用されない。
- やる気があるならあと一年ほど、2,3作オリジナルゲームを作ること。
- 実績を作り、ポートフォリオを充実させるしか手段がない。
- ゲームに広告などの収益化機能をつければ、それで商業実績ありと言い張ってもよい。
- 『ゲームジャム』や、インディーズゲーム制作者の集まりに顔を出し、短い期間内にチームでゲームを作るコンペに挑むなどすれば、作品は増えるし技術力も上がる。
そして割と救われた気分になったのは、「ゲームシナリオライターには年齢は関係ない。実力と実績だけがモノを言う。シナリオとゲーム制作両方を学ぶことで開ける道もあるかもしれない。簡単ではありませんが、諦めないでください」とおっしゃってくれたことでした。
私はメンターさんの言葉に従って、あと一年はプログラミングやゲーム制作を続けよう、ゲームやシナリオで実績を作ろう、そのために頑張ろうと思えるようになりました。その後、誰の支えが無くなろうとも……
次は最終回、『その後の私』についてお話させていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。