【テックアカデミー・Unityコース】体験記

プログラミングスクール『テックアカデミー』のUnityコースを受講した体験談や、学習内容の紹介をしたいと思います。

オリジナルゲーム制作・企画する前に【テックアカデミー・Unityコース体験記 ⑧】_TECHACADEMY Unity

※注意:

私がこのコースを受講したのは2019年4月頃です。

執筆しているのは2021年6月ですが、コースの内容は当時とは内容が変わっている可能性があるので注意してください。(これまで2020年4月からと記載していました、正しくは2019年からでした。申し訳ございません)

 

 

この記事をご覧いただきありがとうございます。

カバかもんです。

シナリオライターをやっています。まだ一年目のペーペーです。

 

このシリーズでは私がプログラミングスクール『テックアカデミー・Unityコース』を受講した感想をお伝えしたいと思っています。

あくまでも私が見聞きした範囲の話になるので、フワッと参考になさるぐらいに留める方がいいかもしれません。

どうぞよろしくお願いします。

 


 

 

以前紹介したような、教材にひと工夫を加えるだけの抜け道はおいて、一から自分で考えたゲームを制作する際、どのように考えればよいでしょうか?

 

目標設定が大事

まず、初めてリリースしたゲームが注目されるようなことはありえません。『処女作で華々しい大ヒット!』と考えていらっしゃる方は現実を見ましょう。このコースを学んだだけの技術力と短い期間では無理です。『完成しただけで御の字』ぐらいに目標設定を抑えましょう。

 

まずは技術力のアピールを

売れる、流行るものを作るという気持ちは、商業ゲームを作るうえで必ず意識しなければならないことだとは思いますが、このコースのオリジナルゲーム制作はあくまでもコースを修了させるもの。自分の腕試し、習作、求人応募先の企業に提出する作品歴、『ポートフォリオ』を充実させるために作るものです。

ですからまず優先するべきなのは、『応募先の企業に自分の技術力をアピールする』ということです。

 

企画職か開発職か

『私は流行る、売れるゲームを作りたい! それが第一の目標! だから私は売れる企画で勝負!』という方もいらっしゃるかもしれませんが、それはUnityによる技術職・開発職ではなくて、企画職です。その場合はUnityコースだけではなく、企画の勉強も合わせて行い、複数のゲーム企画書をポートフォリオに含めて応募するのが良いと思います。わざわざゲームにする必要がありません。

もし制作よりも企画の方に興味のある方は、こちらの動画が参考になるかもしれません。玄人のゲーム制作者さんがゲーム企画のやり方について詳しく説明していらっしゃいます。

 

youtu.be

 

あなたの作るべきものを

では、『技術力のアピール』を念頭にオリジナルゲームの構想を練ってみましょう。

その場合、あなたは何を作るべきでしょうか。

正直言うとそれは千差万別だと思います。ただ一つはっきり言えるのは、

作り手が作りたくない物を延々と作り続けるのは苦痛だろう』ということです。

例えばあなたがRPGを作りたくてゲーム会社に就職したとします。しかしその会社はパズルゲームしか作らなかったら、ずっと納得いかないまま働くことになるのではないでしょうか?

あなたがUnityによるゲーム制作を志したのには何かしら描いた青写真があるはずです。そのシステムの一部だけでも実現したもの、そしてあなたの作風にあったゲーム会社に訴求するためのものを制作するのが良いと思います。

 

何にせよ、

『あなたはUnityを扱うことで、何を作りたいのか?』

『Unityを使ってどんな仕事に就きたいのか?』

『その仕事はUnityを覚える必要があるのか?』

というのを深堀して考え、導き出した結果にコミットするゲームを作るべきだと思います。

もし『そもそも私がやりたい仕事や作りたいゲームにUnityを使う必要がないかもしれない』と思ったら、あなたはテックアカデミーUnityコースで学ぶ必要がないのかもしれません。

ゲームの企画を立てる以前に、ご自身のキャリアを企画するにはどのようなゲームを作る必要があるか、まずそれに注力するべきだと私は思います。

 


 

次回は『私はなぜUnityを学び、どう活かしたかったのか』に関してお話したいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。